2018/04/16
外観デザインの募集と防水対策について
今秋竣工予定で、海岸沿いに平屋で田の字の間取りとなる4部屋のアパートメントスタイルの宿を建設するつもりです。ところが防災対策で眼の前に約2m高の堤防があり部屋の窓から海を眺めることができません。そこで、各部屋にロフト用内階段を設け、屋根上に出られるようにし、そこをワイヤーフェンスで仕切って各部屋専用のルーフバルコニーにしようと考えています。ガーデンテーブルセットを置けば海側の2部屋だけでなく全室オーシャンビューが楽しめると考えました。もっとも、海側の部屋も1階からは防波堤に視界は妨げられますが。とにかく、そこで問題が防水をどうすればよいのか工務店さんも頭を悩ませているのと、全部屋から中心に向かって階段出口用の小屋を作ろうと考えています。キューブタイプの建物のセンターに出口小屋が置かれるのですが、どういうデザインがいいのか頭を悩ませています。
当方、グラフィックデザインはできるのですが、建物デザインは守備範囲外です。防水のアイデアと外観デザインでどなたかお手伝い頂けないかと思い投稿しました。
#アドバイス求む #外観デザイン #平屋 #宿 #ルーフバルコニー #アプローチ
この相談に回答しました
外装デザインだけをお願いするというのは外国人などの使用するプロジェクト
等でよくあるパターンですが、住宅では珍しいですね
わたしどもでは各専門スタッフやパートナーなどで専門的なことを依頼することが
ありますので慣れています
また、サーフィンやSAPなども趣味で行っていることもあり、沖縄や湘南エリアで
オフィスをおいています
コストマネジメントという日本においては余り認知されていないので分かりづらい
ですが、海外では一般的な業務を行っています
また、収益物件開発で宿泊などの数多くの経験をしています
質問の防水をどうするか。ですが構造によってかわります
木造ではFRP防水、鉄骨であればシート防水やウレタン防水、RCであればアスファルト防水などが定番です
しかし、日射の量や場所(海が近い)塩害などの影響で非常に難しい選択になります
また、防水は一生ではないので、環境によってはメンテンンスを細かく行うことで
漏水を防ぐことになります
防水自体よりは端部処理がプライマー(接着剤)やシール、コーキングなどの処理と
なります
メーカー的には3年耐用年数となっていることが多いですので、3年以内でメンテナンス
を行うということを行わないと漏水の可能性が高くなります
屋上に出るためには塔屋というペントハウスが置かれることが多いです
そこまで階段で上がって、屋上に出るということになります
屋上を使うことによって管理上の問題を指摘されることもあります
宿泊業であれば、保健所、建築指導課、消防などの検査もありますので確認が
必要ですね
外装部分のデザインということも素材として何を使うかという点を理解することに
なります
例えば、構造にもよりますが、木造で多いのはサイディングという建材です
鉄骨であれば、アスロック系など、RCは打ち放しですね
その構造によって使う材料があります
その材料選定でテクスチャーや色などの選定をしていくことになると思います
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